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無名球児が1年で扉開く 富山の高卒新人右腕・松山真之/BCLリポート

 

オリックス育成8位指名を受けた富山・松山。無名の球児が1年で夢への扉を開けた


 10月17日のNPBドラフト会議では支配下と育成で合わせて107人の選手が指名された。その最後となる107番目に名前が呼ばれたのが富山の高卒新人右腕・松山真之(四商高)である。オリックスから育成8位で指名を受けた瞬間を「びっくりした」と振り返る。

 それもそのはず。今季23試合に登板し0勝2敗1セーブ、防御率4.74という成績。9月に招集されたBCL選抜メンバーには選ばれず、いわば“無印”だった。

 松山は小1で軟式野球を始めた。肩は強かったが目立った選手ではなかった。高校では2年夏に捕手を任され、2年秋から投手に。ただ、西東京大会で夏は「3年連続で初戦負けだった」。どこにでもいる、普通の高校球児だった。高校野球を引退後、「就職活動に失敗した」と・・・

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