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『僕がNPBの扉を開いた理由』野手編/四国ILリポート

 

リーグチャンピオンシップ第1戦に勝利した際の徳島。左が岸[西武]、バッテリーを挟み、右が平間[巨人育成]


 前回の投手編に続き、『僕がNPBの扉を開いた理由/野手編』をお届けする。昨年のドラフトでは、徳島から岸潤一郎外野手(西武8巡目指名)、平間隼人内野手(巨人育成1巡目指名)の2人が指名を受けた。

 1996年12月生まれの同い年。二遊間を組んで徳島を日本一に導いた2人には、共にしばらくの間、野球から離れていた時期がある。

 3年間プレーした後に引退し、就職していた平間が、周りからの協力を得て現役復帰したのは2018年8月のことだ。就職を経験したことで、初めて見えてきたものがあった。

「裏でスタッフの方が動いてくれる。試合のときは、僕らが来る前から準備して、設営して。試合が終わったら、僕らが帰っている間に片付けして。その人たちを支えているオーナー、スポンサーに応援してもらって、お金を出してもらって。好きな野球をやらせてもらって・・・

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