19年北米遠征では主将として選抜チームをけん引した中村[写真=山田次郎]
ここでやり残したことはない。退団は次のステップへの入り口だ。
当時25歳の中村道大郎(日体大)が香川に入団したのは、2017年9月。飲食業界で働いていた期間もあり、3年間のブランクがあった。笑顔と元気の良さがトレードマークの中村を、
西田真二監督(当時/現セガサミー監督)は試合で使い続ける。
「新井(
新井貴浩/元
広島)みたいやのう! あいつも元気あったけえ」
ミスをした翌日でも「お前、逃げれんけえのう」と積極的に起用した。
19年6月、1カ月間の北米遠征で選抜チームの主将を務めた。最終戦が終わった夜、
養父鐵監督(当時/元ダイエーほか)に、今年で引退するつもりであることを打ち明ける。
だが、養父は引き留めた・・・
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