9月18日の愛媛戦、近藤一からウイニングボールを手渡された近藤壱来[写真左]
試合後の香川・生山裕人コーチ(元
ロッテ)の表情に、疲労が色濃く浮かんでいた。
「吐きそうやわ。見てるほうがしんどい。壱(イチ)の勝ちが掛かってるから、分けたらあかんし……」
9月18日、愛媛対香川後期10回戦(松山市)の先発マウンドに、香川・近藤壱来(三菱自動車倉敷オーシャンズ)が登る。15勝を挙げてハーラートップの高知・山崎勝也(富士見高)に次ぐ、14勝を挙げている。
公式戦での登板は、これが最後だ。23日から高知との間で年間王者を争う、チャンピオンシップ(CS)での登板を考慮し、「投げるのは5回まで」と言い渡されていた。
香川が3回まで1点ずつを積み重ね、リードを3点に広げる。だが3回裏・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン