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愛媛の長距離砲が不振脱出/四国ILリポート

 

愛媛・仁木は、徳島との4回戦、3回無死一、二塁から先制の3ランを放った


 7月22日、徳島対愛媛後期3回戦(徳島市)の1回表、愛媛の三番・仁木敦司(広島国際学院大)がバックスクリーン左に4号ソロをたたき込む。

 翌23日、愛媛・喜多郡内子町で行われた同カード後期4回戦でも、3回裏に2試合連続となる5号3ランを放った。打球は前夜とほぼ同じ軌道を描き、フェンスを越えていった。

 本塁打王争い首位の徳島・井上絢登(9本)と、2位の香川・前田大樹(7本)を仁木が猛追する。

 前期34試合を終えた時点での打率は.216だった。5月以降、不振が続き、もがき苦しんでいる。打てる気がしない。自分の間合いで打席に立てておらず、迷いもあった。

「まったく(ダメ)だったので。前期の終わりのころとか、もう……」

 脱出のヒントは・・・

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