家族とともに喜びの表情を見せた愛媛・上甲[中央]
その瞬間、愛媛・
上甲凌大捕手(伯和ビクトリーズ)は、思わず天井を見上げた。背中越しにチームメートたちが祝福のクラッカーを鳴らす。
10月20日のドラフト会議、四国リーグからは4人がNPBの扉を開けた。トップを切って上甲が、
DeNAから育成1位で指名を受ける。
徳島にも3人に吉報が届いた。
西武から育成2位で
日隈モンテル外野手(琉球ブルーオーシャンズ)。同じく
日本ハムから
中山晶量投手(明大)。
オリックスから育成4位で
茶野篤政外野手(名古屋商大)が指名された。徳島は見事、10年連続でのドラフト指名を達成している。
愛媛からの指名は、2011年の
土田瑞起投手(元
巨人)以来11年ぶりとなる。薬師神績球団代表にとっても、待ちに待った瞬間が訪れた。
「3時間あまり、本当にハラハラする時間を過ごしましたけれども、11年ぶりに待望の春が来た。そんな感じがいたしております」
愛媛・西予市生まれの上甲が・・・
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