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愛媛・浅井玲於 頂戦胸にチーム率いる「主将として若手とベテランの橋渡しをして、個人としてはドラフトでも結果を残したい」

 

2年目にして主将を任された。すべての選手と意思疎通を図り、「頂戦」の旗頭として先頭を行く。
リポート=高田博史

打線の核として、チームの中心として先頭に立つ浅井


うまくまとめられるのは――


 愛媛が掲げた今シーズンのチームスローガンは『飛躍!!〜20年目の頂戦〜』である。節目の年に主将を務めるのは、2年目の浅井玲於(星城大)だ。

「今年は勝たないかんプラス、ドラフトでも結果を残さないといけない年かな、とは思っています」

 昨年10月、弓岡敬二郎監督(阪急・オリックス)から「キャプテンやってくれへんか?」と持ち掛けられた。これまでの野球人生で主将の経験はない。まさか、自分にその大役が回って来るとは夢にも思っていなかった。

 ただ、自己主張が強い選手たちをうまくまとめられるのは、浅井しかいない。それは弓岡監督と前主将、山崎雅史(昨シーズン限りで引退)との意見が一致した上での判断だった。

「自分が『一番適任だと思う』って言われて。それ聞いて、やってみようかなって思って」・・・

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