当欄の新春恒例企画の後編。NPB入りへ本気度が問われた日々を、指名を受けた選手たちが振り返る。 リポート=高田博史 写真=高知球団、愛媛球団提供 
若松尚輝投手[高知-DeNA4位]
わかまつ・なおき●2000年5月10日生まれ。184cm93kg。右投右打。
すべてを野球に注ぎ込めば
NPBへの切符を手にするため、若松尚輝(DeNA)は「野球にどれだけの時間とエネルギーを費やせるか?」と考えていた。それでダメなら納得もいく。私生活からすべてを野球に注ぎ込めば、結果につながるかもしれない。
「全体の練習以外の部分で自主練習、トレーニング。あとは食事だったり睡眠とか。ホントに1試合にどれだけ注げるか? ってやってましたね」
この1球、1試合に懸ける。なんとなく試合に入るのではなく、「この試合でドラフトが決まる!」くらいの緊張感を抱えてマウンドに登っていた。
「ぬるい環境じゃないですけど、本気で上を目指している人たちには、もってこいの環境だなって思いますね」
すべてを野球に注ぎ込むという考えは、矢野泰二郎(
ヤクルト)も同じだ。
「どれだけ自分にむち打って、野球に取り組めるか? じゃないですか」
遊ぼうと思えば遊べる。だが・・・
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