週刊ベースボールONLINE

森繁和の投手考察

今週の考察対象/成瀬善久[ロッテ]

 

▲ケガや再調整などで投手陣が戦列を離れている現状では、「エース」にかかる期待は大きい



 まさに「猫招き投法」と言っていい。投手は誰もが、ボールの出所を少しでも見づらくしようとしてフォームを工夫する。その中でもロッテ・成瀬は独特だ。手首をうまく使って、打者から出所を隠す。直球のスピードは140キロそこそこだが、そのフォームに加えて緩急を使った投球術がある。ロッテが現在、首位争いをしている位置にいる、まさに立役者といえる・・・

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