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堀内恒夫の多事正論

堀内恒夫コラム「CSで主役に返り咲け!」

 

 長かったペナントレースが終わって、いよいよ両リーグで日本シリーズへの切符をかけたクライマックスシリーズ(CS)が始まる。「短期決戦は怖い」。今回のテーマはこれだ。CSのような短期決戦では、何でもないプレー、基本プレーをミスすると、流れは一気に変わる。いくら半年間のペナントレースで打ちまくっても、短期決戦の1週間に調子が底をついていれば最悪の結果を招くことになる。戦う側とすれば相手チームにそういう“逆シリーズ男”を作ることが戦法にもなる。2002年の巨人西武の日本シリーズで、西武の主砲・和田一浩(現中日)を巨人バッテリーが徹底マーク、15打数無安打に封じ込め、日本一に輝いたのがいい例だ。

 今季、圧倒的な強さでセ・リーグを制覇した巨人。CSに向けても死角がないように思われている。しかし・・・

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レジェンド堀内恒夫の球界提言コラム。

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