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堀内恒夫の多事正論

堀内恒夫コラム「夏の甲子園の反省の上に立ち安樂君のさらなる成長に期待」

 

 この2、3日、何となく近所が騒々しくなったと思ったら、9月に入っていた。小中学生や高校生が2学期が始まって街に戻ってきたのだ。若い子は元気が良くていい。

 半月ほど前、甲子園で熱い戦いを繰り広げていた高校球児たちも、それぞれに新たなスタートを切っている。大学、社会人、プロ野球など、次のステップを目指して準備を始めた3年生、新チームになって来春のセンバツ大会に向けて練習を再開した1、2年生。甲子園ほどの熱さはなくても、選手それぞれが静かな戦いを始めている。

 それにしても、今年の夏の甲子園大会は見どころがいろいろとあって面白かった。「初出場初優勝」の前橋育英ナインには、あらためて「おめでとう」と声を掛けてあげたい。エースの高橋光成君は、いかにも高校生らしい好投手だった。まだ2年生だという。来年どれだけ成長するか楽しみだ。惜しくも敗れたが、延岡学園の横瀬貴広君も・・・

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レジェンド堀内恒夫の球界提言コラム。

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