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堀内恒夫の多事正論

堀内恒夫コラム「オープン戦は目的意識を持ってマウンドに上がるべし」

 

 オープン戦が中盤に入る。一軍に生き残り、レギュラーポジションを賭けたチーム内の戦いが本格化し、ベテランにとっては、開幕に合わせてピッチを上げる時期になる。

 2月下旬、沖縄で行われた巨人のオープン戦開幕戦を見てきた。初戦は開幕投手候補の本命・内海哲也が先発し、2戦目は宮國椋丞が投げた。内海はバックのミスもあったが、8点も取られた。スピードが物足りなかった。宮國は4回を無失点に抑えたが、エース候補にならなければいけない素材なのに、私の目からは良い出来とは見えなかった。かわそうとするあまりに、ヒジが下がっているように映ったのが残念だった。2人とも実績がある投手だから、それほど心配はしていないが、2戦目で先発した楽天のルーキー・松井裕樹の躍動感ある投球とは対照的だった。

 一軍経験が豊富な投手にとって・・・

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堀内恒夫の多事正論

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レジェンド堀内恒夫の球界提言コラム。

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