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堀内恒夫の多事正論

堀内恒夫コラム「半世紀前に160キロを投げた投手がいた!? 佐々木朗希の直球はどういったタイプなのか」

 

最速163キロを誇る剛腕・佐々木。プロ注目の投手だ/写真=井沢雄一郎


 夏の甲子園大会の地区大会が真っ盛り。今週末から来週末にかけて続々と代表校が決まる。本誌の先々週号で特集していた秋のドラフトで指名されるだろう選手たちも、代表校のエース、主力打者として大舞台に出てくるはずだ。一方で、惜しくも甲子園の切符を手にできなかった選手もいる。私個人としてはレベルが高い高校生選手は、みんな甲子園大会に出させてやりたい。全国の野球ファンに「こんなに素晴らしい高校生がいるんだよ」ということを知らせてやりたいのだ。

 さて、今年の高校球界で最大の話題になっている大船渡高の佐々木朗希投手。今回は、その佐々木君が高校日本代表合宿のときに投げた163キロのストレートについて書いてみたい。彼が投げたストレートはわれわれ日本人にとっては“未知の世界”だ。それがどんな球なのか、実際に受けた捕手、打席に立った打者しかそれは分からないかもしれない。

 これはよく知られたことだが、私は新人時代、ストレートの球速を計ったことがある。以前にも書いたが、当時はスピードガンなどない。中に光電管が入った鉄製の2つの輪の間をボールが通過するスピードで球速を計った。輪の直径は50センチあるかないか。ノーコンで有名だったから、なかなか輪の中を通らない。ようやく力をセーブして投げた49球目が・・・

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