リーグ制覇の原動力となった坂本/写真=BBM
何がうれしいかって、この原稿が締め切りに間に合ったことだ。古巣の
巨人が5年ぶりにリーグ優勝。自宅でテレビ観戦だったが、それを見届けて、1分もたっていない。話題は超ホットだ。終盤へ来て少しもたついたから、担当者などは「まだ分かりませんよ」と言い続けていたけど、私は8月上旬には優勝を確信していたよ。
ターニングポイントになった試合があった。8月9日の
ヤクルト戦(東京ドーム)だ。巨人は先発の
今村信貴が3回途中6失点でKOされ、4回表を終わって0対7とリードされた。追い上げはしたが、5回表、8回表にも1点を取られて5対9。「勝負はあった」と観念した。しかし、そこから驚異的な粘りを見せた。
ゲレーロのソロ、
岡本和真の3ランで追いつき、延長10回、
亀井善行の犠飛でサヨナラ勝ちした。シーズンを分けたポイントがあるとするならあの試合だ。
これで波に乗らなければウソだと思った。だが、巨人はそれでも波に乗れなかった・・・
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