日本シリーズ後、観客に手を振る阿部/写真=高原由佳
今季限りで現役を退いた
阿部慎之助が
巨人の二軍監督に就任した。この機会に、思い出話など彼について思うところを書いてみたい。
まずは19年間、お疲れ様でした。故障もあり最後の5年間は捕手より多く一塁を守ったが、入団から14年間はほぼ捕手として扇の要役を務めた。捕手というポジションは大変な重労働。頭が下がる。一塁を守ってからもマウンドに行って若い投手陣に声を掛けて、捕手の役目を果たしていた。そんな彼には二軍監督というポジションは適役かもしれない。
しかし、現役からそのまま指導者になることに対しては、少しだけ懸念するところがある。私はプレーヤーをしながらコーチを兼任したのだが、本音を言わせてもらうなら、指導者になるときには、いったん・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン