バットで道を切り拓く 今秋のドラフトで指名された70選手の中から、注目のプレーヤーを紹介する短期集中連載がスタート。 トップを飾るのは、投手から野手へと転向してプロの扉をたたく二松学舎大付高・鈴木誠也だ。 指揮官の電撃訪問 驚き、興奮が入り交じったそのときの感情は言葉では言い表すことができない。それでも、緊張感から解き放たれた安どの気持ちに包まれたのは確かだった。「ドラフト当日は朝からずっと緊張しっぱなしでした。自分は上位指名されるような選手じゃないと思っていたし、指名されない可能性だってあると思っていたので。それが2位で名前が呼ばれて……、夢みたいでした」
全12球団による1位指名選手への入札が終わり、2位以下の選手はウエーバー順でセ・リーグ最下位の
DeNAから名前が読み上げられる。5番目、
広島が指名したのは、二松学舎大付高の鈴木誠也だった。同校を訪れていた新聞記者から結果を伝え聞いた鈴木は、市原勝人監督、立野淳平部長とがっちりと握手。「ありがとうございました」と、恩師へ感謝の念を告げた。
だが、鈴木にとっての“サプライズ”はこれで終わりではなかった・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン