二刀流のスピードスター 今秋のドラフトで指名された70選手の中から、注目のプレーヤーを紹介するこの企画。 第2回となる今回の登場選手は、一塁到達3.8秒の快足を武器に、外野の定位置どりを狙うスイッチヒッターの加藤翔平だ。 足と肩が最大の武器 ドラフト当日。緊張を隠せない周囲のチームメートとは対照的に、加藤翔平は落ち着いていた。「強豪校に所属していなかった自分がドラフトにかかるとは思っていませんでした。指名があったとしても育成かなと」(加藤)
指名がなければ社会人に進み、2年後のドラフトを目指すつもりだった。だが、加藤の予想に反し、全体の40番目、
ロッテ4巡目の指名で、「加藤翔平」の名前が読み上げられた。「呼ばれると思っていなかったので、うれしさよりも驚きの方が大きかった」と振り返るが、プロ入りは野球を始めた小学生時から抱いていた夢。すぐに喜びがこみ上げた。
ロッテ外野陣は多士済々だ。今季首位打者を獲得した
角中勝也を筆頭に、11、12年ゴールデングラブの
岡田幸文と、昨季の新人王候補だった
伊志嶺翔大。
荻野貴司や
清田育宏ら攻守走に秀でた選手がそろう。激しい定位置争いは必至。だが、長所を発揮できれば、ポジション争いに食い込めるはずだと意気込む。
最大のアピールポイントは・・・
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