近年の中日の助っ人選手の多くがドミニカ共和国出身である。 その背景には昨年までヘッドコーチを務めていた森繁和氏の存在が大きく関係している。 森氏は自らドミニカ共和国へと足を運び、その目で選手を見てきていた。 そして今年、その時のつてをたどり、フリーの立場でドミニカ共和国へと渡った。 そこでドミニカ共和国の野球界の現状などを3回の短期集中連載で語ってもらう。 暑さも、その照りつける日差しの強さも、2年前とまるで変わらなかった。ドミニカ共和国。四国の3倍ほどの面積で、人口は約1000万人。ちょうど地球の裏側のカリブ海に浮かぶ国へ、11月に2年ぶりに足を運んだ。中日のコーチ時代は、選手を発掘するため。今回は挨拶や顔つなぎを兼ね、すべて自費で行った。現地では「マルちゃん」もこれまでどおりに歓迎してくれた。
私が初めてドミニカ共和国を訪れたのは、中日のコーチ就任1年目の04年オフ。当時の
落合博満監督の・・・
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