目指すは開幕ローテーション 緩急をつけたピッチングで、昨季は中日から3勝を挙げた加賀美。 プロ3年目の今季は、若手の有望株に挙げられ先発ローテ候補として期待される存在となった。 しかし今春のオープン戦開幕目前に、不調からまさかの二軍降格。実戦でのアピールの機会は減ってしまった。 シーズンの開幕まで1カ月を切ったがいまは「急がば回れ」の精神で、目標の開幕ローテーションに向けて再度調整中だ。 取材・構成=佐野知香
写真=川口洋邦、井田新輔
アピールチャンス減でもなくなったわけじゃない 昨季終盤には先発ローテ入りし、才能の片りんを見せた加賀美。先発投手不足のチームにおいて、先発ローテ候補にその名が挙がるのは当然のことだった。しかし、キャンプでは2月16日の日本ハムとの練習試合[名護]で2回2安打1失点など、制球が定まらず不調。ついに二軍降格が言い渡された。 ――春季キャンプ終盤の2月21日、二軍降格が決定しました。右肩痛が理由という話も聞かれますが。
加賀美 いえ、故障はまったくないです。単純に僕の・・・
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