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森繁和の投手考察

今週の考察対象/山本昌[中日]

 

 30年目という数字も、47歳という年齢も、恐れ入るとしか言いようがない。中日山本昌。人生の3分の2近くを、プロの投手として生きてきた。私自身も11年まで中日でコーチを務めた8年間、同じユニフォームを着させてもらった。これも何かの縁だろう。4月9日。マサ(山本昌)がヤクルト戦で最年長先発白星を挙げたとき、私はナゴヤドームで中継の解説を行っていた。偉大な記録。心から拍手を送りたいと思う。

 「最初は、どの球種がストライクが入るかも分からなかったんですよ」。翌日、彼は笑いながらそう言った。プロ30年目の大ベテランでも、新たな1年の第1球、シーズン初登板は緊張する。初回、いきなり・・・

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森繁和の投手考察

森繁和の投手考察

中日投手陣をそのらつ腕でコーチとして支えた森繁和によるプロ野球投手診断。

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