今、最も「旬」の投手と言っていいだろう。
ソフトバンクの
千賀滉大だ。育成出身の3年目、まだ20歳の右腕だ。今季はセットアッパーとしてフル回転を続けている。150キロを超える迫力満点の直球に、落差抜群のフォークボールは相手打者が「消える」と言うウイニング・ショット。36回2/3を投げ54三振と、奪三振率は驚異の13.25を誇り、27試合連続無失点を続けている(23日現在)。クローザー以上の価値があると言っても過言ではない、7、8回の厳しい場面での登板。猛烈なプレッシャーの中で結果を出すのは、決して勢いだけではできない。そんな千賀の存在が、交流戦Vの大きな要因の1つとなった。
昨季は2試合に先発したが、今季は中継ぎに専念。短いイニングを目いっぱいの力で抑えている。最大の魅力は直球だ。その球威で空振りも、ファウルでのストライクも取れる。そして・・・
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