阪神の19歳は、先発ローテーションでフル回転しているルーキー・
藤浪晋太郎だけではない。中継ぎ右腕の
松田遼馬。プロ入り2年目の19歳で、184センチの長身から非常に角度、力のあるボールを投げる。長崎・波佐見高では3年春のセンバツに出場。しかし夏の県大会は1回戦で敗退した。高校時代に全国にその名がとどろいたわけではないが、読者やファンの皆さんにはぜひともその名前を覚えてほしいと思う。2012年ドラフト5位。しかし高卒2年目とは思えない見事な投球を、一軍のマウンドで続けている。
最初は敗戦処理からスタート。そこから1点ビハインド、同点の場面……。今では守護神につなぐ「セットアッパー」にまで、その役割を飛躍させた。8月17日の
ヤクルト戦(京セラドーム)では、7回無失点の先発・鶴の後を受けて1対0の8回に登板。1回無失点に抑え、ストッパーの福原にバトンを渡した。わずか1点のリードという大事なマウンドを・・・
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