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伊原春樹コラム

積極的な走塁は意識の積み重ねが重要。金本監督率いる阪神は走塁面でも“超変革”が成し遂げられている!

 

8回、虚を突いて盗塁を決めチャンスを拡大したゴメス/写真=毛受亮介


 監督はどういうスタイルで戦うか言葉にするが、よく出てくるのは「積極的に次の塁を狙う野球をしたい」ということだ。例えば今年は阪神金本知憲監督、DeNAラミレス監督が口にしていた。

 チームに勢いと勇気を与えるのが走塁。積極的に走って相手にプレッシャーを与えるのは、走塁の基本の一つだと思っている。しかし、それは簡単なことではない。私はいつも言っているが、積極的な走塁を可能にするのは意識の積み重ねだ。それは簡単にできるわけではない。現にラミレス監督率いるDeNAはなかなか実践できていない。頭で理解していても、すぐに実行に移すことはできないだろう。とにかく数多くトライして、何度でも言うが、意識を積み重ねていくしかないのだ。

 確実にやり遂げているのが阪神だ・・・

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伊原春樹の野球の真髄

伊原春樹の野球の真髄

座右の銘は野球道。野球評論家として存在感を放つ伊原春樹の連載コラム。

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