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伊原春樹コラム

ミスを少なくするには基本を徹底するしかない。当たり前のことを当たり前にやるのは簡単なことではない!

 

 野球にミスはつきものだ。しかし、その1つのミスが1点、2点、3点を失うことにつながり、それがまた連敗街道を突っ走ることにつながりかねない。これを書いている時点で、26試合を消化して11勝14敗1分け、勝率.440の4位。最近の西武はミスが続き、痛い星を落としている。

 まずは4月19日の日本ハム戦(札幌ドーム)。0対1で迎えた8回表、一死三塁で三走の田代将太郎が捕手からのけん制に刺されて、同点機をつぶしてしまう(0対1)。さらに4月21日の同カード。初回に一死一、二塁のピンチを背負った菊池雄星中田翔を三ゴロに仕留めて「併殺完成か」と思われたが、三塁からの送球を二塁で受けた浅村栄斗が一塁へ悪送球、先制点を許してしまった。2対4で迎えた7回には一死一、三塁で浅村がセンターへの犠飛を放って1点差としたが、一走の秋山翔吾が二塁を狙うも憤死。結局、3対4で敗戦を喫した。

 本拠地に戻った22日の楽天戦、7対5とリードして迎えた9回表、守護神の増田達至がつかまり1点差とされ、一死満塁のピンチ。ここで川本良平が三ゴロ。しかし、三塁手の鬼崎裕司が二塁へ悪送球し、同点に追いつかれる。満塁のピンチは続き・・・

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伊原春樹の野球の真髄

伊原春樹の野球の真髄

座右の銘は野球道。野球評論家として存在感を放つ伊原春樹の連載コラム。

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