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伊原春樹コラム

野球をできる喜びに満ちあふれていた同好会チーム。プロ野球の現役諸君にもその本分を心に刻んでもらいたい

 

 私の友人に茨城トヨペット株式会社の幡谷定俊社長がいる。非常に野球好きの方で、過去から現在まで野球に関しての知識が豊富で、さらに日本人メジャー・リーガーの動向まで追いかけている。以前、萩本欽一氏が創設した茨城ゴールデンゴールズに刺激を受け、幡谷社長は茨城トヨペットでも野球チームを起ち上げた。2006年10月、日本野球連盟から登録の承認を受け、翌年のシーズンから本格的な活動を開始。社会人の各種大会に参加していたが事情があり、10年3月に休部となってしまった。しかし、この夏、野球経験のある社員から話が持ち上がり、同好会として6年ぶりに野球部が再スタートすることになった。

 私もコーチとして同チームにかかわることになり7月4日、初練習に参加してきた。23歳から31歳で集まった人数は15人。まずはランニングで足腰を鍛え、キャッチボールで肩を作り、ティー打撃で感覚を呼び覚まし……といった基本練習を重ねたが、何よりも選手たちの体からほとばしる“熱気”は素晴らしいものがあった・・・

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伊原春樹の野球の真髄

伊原春樹の野球の真髄

座右の銘は野球道。野球評論家として存在感を放つ伊原春樹の連載コラム。

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