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伊原春樹コラム

低迷する西武ライオンズに四番の力は絶対に必要。フロントも“クビ”をかけてより真剣に

 

中村の力は絶対必要なだけに、早く状態を戻してもらいたい/写真=川口洋邦


 13カード連続勝ち越しなしで8月6日時点、102試合を消化し、40勝60敗2分け、勝率.400の5位と低迷している西武岸孝之をはじめスタッフがそろっている投手陣、中村剛也を中心とした強力打線を擁していることから開幕前、メディアで多くの野球解説者が上位予想をしたが、それを裏切る結果となってしまっている。

 低迷の要因として中心選手にケガ人が出たこともある。エースの岸、昨年の守護神・高橋朋己が開幕から約1カ月で離脱、さらに本来は先発ながら中継ぎとして好投していた牧田和久も6月中旬に右ヒザ痛で二軍落ち。結果、投手陣も手薄となり開幕先発ローテーションに名を連ねていなかった高橋光成多和田真三郎が先発として投げ続けていたが、負け数が大きく先行しているのが現状である。

 さらに、7月30日にはチームの顔である四番の中村が登録抹消・・・

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伊原春樹の野球の真髄

伊原春樹の野球の真髄

座右の銘は野球道。野球評論家として存在感を放つ伊原春樹の連載コラム。

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