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伊原春樹コラム

体全体に感じる素晴らしいバネ。“しなやかさ”を有した夏の甲子園優勝投手はまさに高校球界No.1!

 

 QVCマリンには2万人以上の観衆が詰めかけたという。ネット裏にもプロのスカウトがズラリと並ぶ。この注目度の高さは、能力の高い選手が一堂に会しているからだろう。8月27日、第11回U-18(18歳以下)アジア選手権に出場する高校日本代表が大学日本代表と壮行試合を行った。

 高校日本代表は今夏甲子園を沸かせた投手が主にマウンドに上がった。先発の早川隆久(木更津総合高)は初回にいきなり5点を失ったが、それ以降に登板した藤平尚真(横浜高)、寺島成輝(履正社高)、島孝明(東海大市原望洋高)、高橋昂也(花咲徳栄高)、堀瑞輝(広島新庄高)、今井達也(作新学院高)は大学生相手にゼロに封じ込める見事なピッチングを披露した。

 高校BIG3(藤平、寺島、高橋)をはじめとして、どの投手も魅力的だった。だが、私がもしプロのスカウトだったらNo.1に挙げたいのは最後に投げた今井である・・・

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伊原春樹の野球の真髄

伊原春樹の野球の真髄

座右の銘は野球道。野球評論家として存在感を放つ伊原春樹の連載コラム。

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