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伊原春樹コラム

レギュラーシーズンが再開!足を使える選手がそろう中日と西武が台風の目だ

 

一番に定着している中日の新人・京田。足を使える選手がそろう中日は面白い存在だ/写真=高塩隆


 交流戦が終わってレギュラーシーズンが再開した。セ・リーグは先週末、首位の広島が2位・阪神との直接対決で2勝0敗。ゲーム差を5と広げ、連覇へ向けてエンジンをかけてきた。とはいえ、やっと試合数は70試合を数えたばかり。当然、まだ何度も山はやって来るし、ここからオールスター前までの約3週間がペナントの行方を占う上で非常に重要になってくる。

 その中で、セで“台風の目”となりそうなのが6月25日現在、4位の中日だろう。最近は非常にいい戦いを繰り広げている。その根底にあるのが“足”だ。今季から中日を率いる森繁和監督はキャンプから“足”を使う、スピード感あふれる野球を標榜していた。その象徴がルーキーの京田陽太だろう。日大時代から“足”に定評があったが、シーズンに入ると森監督は昨年131試合に出場した堂上直倫ではなく、この新人遊撃手を重用した。

 5月からは一番にも定着。二番に亀澤恭平、三番に大島洋平が入ると・・・

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伊原春樹の野球の真髄

伊原春樹の野球の真髄

座右の銘は野球道。野球評論家として存在感を放つ伊原春樹の連載コラム。

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