ソフトバンクが史上初の2年連続4連勝で巨人を下して日本一となった今年の日本シリーズ。戦前、私は初戦のソフトバンク先発・
千賀滉大と巨人先発・
菅野智之の投げ合いで菅野が負けるようなことがあればソフトバンクの4連勝もあり得ると思っていたが、そのとおりになってしまった。やはり、ソフトバンク投手陣のレベルは高い。先発、リリーフのすべてが150キロ超の強いストレートに精度の高い変化球を持つ。強力な投手陣に巨人打線が対応できなかったことがすべてだ。
ソフトバンク投手陣のチーム防御率は2.92。12球団唯一の2点台だ。さらに奪三振も1035と、こちらも12球団唯一の4ケタ台となっている。それらの数字が示すとおり、ソフトバンク投手陣を打ち崩すのは簡単ではない。巨人打線より力のある
西武打線や
楽天打線でも、1、2点を取るのに四苦八苦している現実もある。第3戦(PayPayドーム)ではあわやノーヒットノーランの1安打完封を食らったが、それもむべなるかな、だ。
今季、セ・リーグはクライマックスシリーズ(CS)を導入しなかった。パ・リーグは1位・ソフトバンク、2位・
ロッテの対戦のみを行ったが、やはり・・・
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