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伊原春樹コラム

伊原春樹コラム「中日投手陣を力強くけん引する右腕。変化球の割合が増した柳裕也」

 

3年ぶりの完封勝利に笑顔がはじけた柳[写真=榎本郁也]


 今年の交流戦は例年と異なり、4カードを終えた時点でセ・リーグが32勝30敗7分けと勝ち越している。パ・リーグが低迷している要因の一つはソフトバンク西武の不調だ。6月6日現在、交流戦でソフトバンクは4勝6敗2分けの10位、西武は2勝5敗3分けの11位。両チームとも主力が欠けているのが痛い。ソフトバンクは主砲・グラシアル、守護神・森唯斗をケガで欠き、さらにモイネロデスパイネも東京五輪アメリカ大陸予選にキューバ代表として参加していたため、チームを離れていた。西武は源田壮亮が新型コロナウイルスに感染、さらに新人ながらリーグトップの20盗塁をマークし、トップバッターに定着しつつあった若林楽人が左ヒザ前十字じん帯損傷で戦線離脱して苦しい状況にあった。

 DeNAと並んで交流戦首位を行く中日は・・・

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伊原春樹の野球の真髄

伊原春樹の野球の真髄

座右の銘は野球道。野球評論家として存在感を放つ伊原春樹の連載コラム。

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