パリーグで開幕8連勝と好スタートを切った
ソフトバンク。4月10日現在、10勝2敗1分け、勝率.833と首位を快走している。野手では
柳田悠岐、
栗原陵矢がケガで離脱。しかし、代わりの選手が主力不在の穴を感じさせないプレーを見せている。
藤本博史新監督もどっしりと腰を据えて采配。選手を知り尽くしている強みも感じさせる。柳田、栗原を欠いていることもあるだろうが、開幕から一度も同じオーダーを組んでいない。いろいろと模索しているところもあるのだろうが、相手投手によって的確な打順を組んで勝利に結びつけているのは見事だ。
私も2002年、
西武監督に就任したときは同様だった。1980年限りで現役引退後、00年のみ
阪神のユニフォームを着たが、それ以外は西武でコーチ業にまい進。選手の長所、短所、個々人の性格まで知り尽くしていたから大きな補強がなくともペナントを勝ち抜く自信があった。それは現実のものとなる。選手の働きもあって、新人監督最多の90勝を挙げて頂点に立つことができた。
藤本監督も現役時代は主に南海、ダイエーとホークスでプレー。11年からは・・・
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