4月27日のDeNA戦[横浜]、4回に中島の満塁弾が飛び出して盛り上がる巨人ベンチ[写真=桜井ひとし]
巨人が首位を快走している。何よりも投打のバランスが抜群だ。まず投手陣では若手の台頭が大きい。
赤星優志、
堀田賢慎、
大勢、
戸田懐生、
平内龍太、
山崎伊織が初勝利をマーク。4月までに6人の初勝利投手が出たのはNPB史上初だという。故障明けの堀田、山崎伊は「投げ抹消」で間隔を空けながらの先発登板。すでに球団初の新人2ケタセーブを挙げているクローザーの大勢も3連投を回避させている。
原辰徳監督、
桑田真澄投手チーフコーチによる投手のベストパフォーマンスを引き出す起用法は見事で、これが投手陣の安定感を生んでいると言える。
新人では赤星も先発入り。巧みなコントロールを武器に勝利を重ねている。実績のある
菅野智之、
戸郷翔征、メルセデスも先発ローテーションで奮戦。さらに新外国人の
シューメーカーもテンポのいい投球で抑え込んでいる。コントロールが良く、変化球で簡単にストライクが取れるのが強み。ストレートも微妙に動き、打者が打ちあぐんでいる。
リーグトップの131得点(4月28日現在、以下同)をたたき出している攻撃陣では・・・
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