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伊原春樹コラム

伊原春樹コラム「ペナントの行方にかかわる他リーグ同士の戦い 交流戦を勝ち抜くにはつまらぬミスを犯してはいけない」

 

5月25日のヤクルト戦[神宮]で2安打1打点をマークした日本ハムの清宮だったが、痛恨の走塁ミスを犯した[写真=川口洋邦]


 今年で17度目となった交流戦。本誌発売時点で3カード目を戦っているところだ。他リーグ同士の熱き戦い。これがペナントレースの行方に大きくかかわってくるのは間違いないだろう。例えば昨年、12勝5敗1分けで11年ぶりの交流戦優勝を飾ったオリックス。パ・リーグでの順位は交流戦前の5位から3位に浮上。最終的には25年ぶりにパを制覇した。逆に交流戦前にパ首位にいたソフトバンクは交流戦で5勝9敗4分けの11位と失速。8度の交流戦Vを誇るソフトバンクにとって思わぬ低迷だったが、パでは交流戦前の1位から2位と一つ順位を下げ、最終的には4位と8年ぶりのBクラスとなってしまった。セ・リーグもヤクルトが交流戦は10勝8敗の5位とまずまずの成績。セでの順位を3位から2位と上げ、最後は6年ぶりにセの頂点に立っている。

 交流戦で勝ち抜くために何が必要か。今季はセパともに投高打低の傾向にある。だから・・・

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伊原春樹の野球の真髄

伊原春樹の野球の真髄

座右の銘は野球道。野球評論家として存在感を放つ伊原春樹の連載コラム。

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