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伊原春樹コラム

伊原春樹コラム「開幕から安定感のある戦いを続ける岡田阪神。先発、中継ぎは充実している投手陣。野手では新人・森下の存在も大きい」

 

開幕から安定感のある打撃を披露している阪神のドラフト1位・森下[写真=佐藤真一]


 岡田彰布監督が率いる阪神が開幕から安定した戦いを続けている。その源はやはり投手陣だろう。先発は昨年最多勝、最優秀防御率、勝率第一位に輝いた青柳晃洋を中心に西勇輝西純矢才木浩人ら力のある投手がそろい、リリーフ陣も湯浅京己浜地真澄岩崎優石井大智らコマは豊富だ。

 4月8日、首位・ヤクルトとの一戦(甲子園)ではオフに現役ドラフトでソフトバンクから加入した大竹耕太郎が先発。ストレートの球速は140キロ台前半だがチェンジアップ、スライダー、カットボール、ツーシームなどを巧みに配する投球が真価を発揮した。持ち味の打たせて取る投球でヤクルト打線を抑え込む。3回から5回までは三者凡退。6回84球を投げ、被安打3、無失点で中継ぎへバトンを渡した。7回は岩崎、8回は石井がゼロに抑え、最後は湯浅が四球で走者を許しながら点を与えず。初回に大山悠輔の中犠飛で挙げた1点を完封リレーで守り切り、1対0で勝利を飾った。

 野手では・・・

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伊原春樹の野球の真髄

伊原春樹の野球の真髄

座右の銘は野球道。野球評論家として存在感を放つ伊原春樹の連載コラム。

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