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伊原春樹コラム

伊原春樹コラム「DeNAが25年ぶりの優勝へ期待を抱かせる理由。機動力を使える打線とプラス要素あふれる投手陣」

 

4月26日のヤクルト戦では難病を克服した三嶋が勝利投手に。これでチームは本拠地8連勝[写真=井田新輔]


 開幕4連敗とスタートダッシュに失敗したDeNAだが、その後、立て直し4月26日現在(以下同)、セ・リーグ首位に立っている。原動力の一つになっているのは、昨年とは様変わりした打線だろう。ここまで19試合で64得点。1試合平均得点3.37でリーグトップを誇る。昨年は三番・佐野恵太、四番・牧秀悟、五番・宮崎敏郎、六番・ソトと並ぶ形が多かったが、長打力はあるが“各駅停車”打線であった。走者が出ても、策を仕掛けられず、打者が打つのを待っているだけ。これでは好投手相手には、なかなか勝機を見いだせなかった。

 それが今年は出塁能力の高い佐野をクリーンアップから外し、一番に配置。最近は二番に京田陽太を入れ、五、六番に桑原将志関根大気と足を使える選手をラインアップに加えている。これによって・・・

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伊原春樹の野球の真髄

伊原春樹の野球の真髄

座右の銘は野球道。野球評論家として存在感を放つ伊原春樹の連載コラム。

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