今号発売の翌日、10月26日にドラフト会議が開催される。チームの未来を担う選手をしっかり獲得できるか。各球団は戦略を練っているだろう。注目の佐々木麟太郎(花巻東高)はプロ志望届を提出せずアメリカの大学進学を目指すということだが、今年は好素材がそろっていると評判だ。特に大学生投手。常廣羽也斗、下村海翔(ともに青学大)、細野晴希(東洋大)、武内夏暉(国学院大)、西舘勇陽(中大)、草加勝(亜大)、西舘昂汰(専大)と東都大学リーグに好投手が目白押しとなっている。

　私は現在、茨城トヨペット硬式野球部でアドバイザーを務めているが、実際に見聞きした中では社会人にも即戦力となり得る逸材がそろっているように感じる。

　例えば松本健吾(トヨタ自動車)だ。今年の都市対抗で優勝を果たし、優秀選手に輝いた右腕だが・・・