
井上[左]と森のピッチング。今後の活躍がさらにたのしみな左腕だ[写真=桜井ひとし]
4月29日に東京ドームで行われた
巨人対
広島で、今季躍進している左腕が投げ合った。巨人の
井上温大、広島の
森翔平だ。
2020年ドラフト4位で前橋商高からプロ入り後、左肘頭スクリュー挿入術を受けて育成契約を経験した井上だが、22年に支配下に再昇格。同年にプロ初勝利を挙げたが、23年は0勝に。しかし、昨季8勝を挙げると今季さらにスケールアップしている。22日の
中日戦(東京ドーム)では奪三振ショーを繰り広げた。140キロ台後半の直球に中日打線のバットが空を切る。スライダー、フォーク、ツーシーム、カーブの制球力も良く初回から8回まで全選手から自己最多の14三振を奪った。
今季は5月1日現在(以下同)、5試合に投げ、2勝1敗、防御率2.12をマーク。34イニングで35三振を奪っているから奪三振率は9.26。ケイ(
DeNA)に続き、リーグ2位の成績だ。さらに与四球はわずか4個。与四球率は1.06と素晴らしい数値をたたき出している。
森は社会人野球・三菱重工Westから・・・
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