
防御率はリーグトップを誇るが、左打者を苦手にしているケイ[写真=宮原和也]
12球団の中でも高い安定感を誇っている先発左腕がアンソニー・ケイ(
DeNA)だ。来日1年目の昨季は当初、制球に難があり、マウンド上でいら立ちを隠せない場面もあったが、徐々にコントロールも改善された。すると走者をためても表情を変えずに淡々と投げ込むようになり、
巨人と対戦したCSファイナルステージ第1戦(東京ドーム)では6回を1安打無失点の好投。
ソフトバンクとの日本シリーズ第4戦でも初回から3者連続三振を奪うなど7回7奪三振無失点の快投を見せて26年ぶりの日本一に輝く原動力となり、優秀選手賞に選ばれた。
今季は開幕から先発ローテーション入りすると好投を続けている。6月1日現在(以下同)、8試合に先発しているが全試合でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)をマーク。防御率1.15でリーグトップに立つ。武器は平均球速152.8キロを誇るストレートにキレのあるカットボールだ。さらにスライダー、チェンジアップの精度も高くて球種が絞りづらい。特にカットボールは・・・
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