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伊原春樹コラム

伊原春樹コラム「日本ハム・柴田獅子が3回完全の堂々たる一軍デビュー 目を奪われた高卒新人のストライク勝負のピッチング」

 

一軍デビュー戦で堂々たるピッチングを見せた柴田[写真=兼村竜介]


 先々週の話題になるが、ぜひとも書き残しておきたいことがあった。それは7月26日のロッテ戦(エスコンF)でプロ初先発を果たした日本ハムの高卒ドラフト1位右腕・柴田獅子のピッチングだ。後半戦開幕のマウンド。しかもチームは首位を走っていたから重圧がかかったであろうが、柴田は3イニングをパーフェクトと堂々たる投球内容を見せた。

 柴田の非凡な点はストライクゾーンで勝負できるところだろう。初回は全8球がストレート。しかも、すべて150キロ超えで臆せずストライクゾーンに投げ込んでいく。ストライク先行で打者を圧倒していく姿は、1年前まで高校生だったとは思えないほどだ。強弱をつけたスライダーや・・・

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伊原春樹の野球の真髄

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座右の銘は野球道。野球評論家として存在感を放つ伊原春樹の連載コラム。

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