
今季は一軍に定着できず、二軍暮らしが続いた高橋[写真=BBM]
二軍公式戦の全日程が終了した翌日からクライマックスシリーズ開幕前日までの間が戦力外の第1次通告期間となっているが、今年も選手にとって非情な通告がされている。10月23日にドラフト会議が予定されているが、新しくプロの世界に飛び込む選手がいれば、それと同じ数だけはじき出されるのがプロ野球界だ。致し方ないことだが、「俺はまだやれる」とクビになって現役続行を望む選手は多い。
確かに、その顔ぶれを見ても環境さえ変わればまだ一軍戦力になりそうな選手はいる。例えば
高橋礼(
巨人)だ。2018年にドラフト2位で専大から
ソフトバンクに入団した高橋。球界でも希少なアンダースローを武器に、2年目には12勝を挙げて新人王を獲得している。24年、トレードで巨人へ移籍。同年の開幕直後に2勝を挙げたが、その後は出番が減り、今季は一軍登板がかなわなかった。以前よりスピードは落ちているが、アンダースローの特殊性を考えれば、どこかに光り輝ける場所があるのではないかと思う。
23年に
日本ハムから
阪神に移籍した
渡邉諒も・・・
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