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梨田昌孝コラム

第1回 先発転向した左腕が見せた素晴らしい投球

 

 今季最初の試合は4月4日の阪神中日(京セラドーム)から取り上げます。阪神の先発は中継ぎから転向した榎田大樹投手。この試合がプロ3年目で初の先発でした。身長181センチ左腕が、203センチと長身の外国人右腕、中日のカブレラ投手と真っ向から投げ合いました。

 榎田投手は先頭の大島洋平選手を除き、対左腕に右打者をズラリと並べた中日打線に対し、6回二死までノーヒットの快投。一般的に左腕は右打者に不利とされますが、榎田投手に限っては当てはまりません。昨季までの中継ぎ時代にはこれだけ多くの右打者と対戦する姿は見たことがありませんでしたが、先発でこれだけ厳しい攻めを継続できるのかと感心させられるほどの好内容でした。

 中でも・・・

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梨田昌孝の戦術眼2013

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2球団の監督として優勝経験を持つ名将・梨田昌孝の試合回顧コラム。

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