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梨田昌孝コラム

第11回 驚くような配球を駆使して四番を手玉にとった二刀流新人

 

 8月23日のオリックス日本ハム(京セラドーム)は投打の「二刀流」で注目のルーキー、日本ハムの大谷翔平選手にとって転機となるかもしれないと思いました。今回は大谷投手が7月30日以来の先発を果たしたその試合から、6回に先頭で李大浩選手を迎えた場面にスポットを当てたいと思います。

 大谷投手はこの日、1回に1点を先行されましたが、味方に4回に追い付いてもらい、直前の6回の攻撃では勝ち越してもらいました。この日、初めてリードして迎えるイニング、相手主砲に驚くような配球で攻めました。初球から3球続けてフォークボールだったのです。

 それまでプロで変化球は・・・

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梨田昌孝の戦術眼2013

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2球団の監督として優勝経験を持つ名将・梨田昌孝の試合回顧コラム。

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