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梨田昌孝コラム

第15回 本塁打直前の直球が◎だったため生まれてしまった落とし穴

 

 今回は10月17日に行われたセ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)の巨人広島(東京ドーム)第2戦から取り上げます。両チーム無得点で迎えた広島の3回の守り、前田健太投手は先頭の亀井善行選手に安打を許し、続く菅野智之投手には犠打を決められ、得点圏に走者を背負いました。前日の第1戦を落とした広島。絶対的エースを立てたこの試合で敗れることは、即CS敗退を意味すると言っても過言ではありませんでした。

 前田健投手もそんな状況であることは十分に自覚していたと思います。ここは絶対に抑えないといけないという慎重な投球に変わり、それが長野久義選手に四球を与えることにもなり、一死一、二塁とピンチが広がりました。

 ここで打席には二番の寺内崇幸選手を迎えました。バスターの構えから入った寺内選手に対し、初球のスライダーは外角低めに外れボール、2球目もスライダーでファウルとカウント1-1となりました。3球目、前田健投手は素晴らしい外角低めのストレートで見逃しストライクを奪いました。

 最高の球で追い込み・・・

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梨田昌孝の戦術眼2013

2球団の監督として優勝経験を持つ名将・梨田昌孝の試合回顧コラム。

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