僕の記憶がある限りでは、小さなころから大晦日は親戚としか過ごしたことがありません。愛知県の知多半島に師崎という漁港があるんですが、そこの旅館に山内一族が集います。2、30人くらいでしょうか。温泉にゆったりとつかり、魚や名物のたこ飯を食べて、カラオケを歌って、紅白を見ます。日付が変わるのをまたぎながら年越しソバをいただいて、近くの神社に初詣にいきます。帰って少し寝て、海からの雄大な初日の出を拝むんです。そして解散。みんな一緒です。
14年もそうします。「ああ、新しい1年が始まったな」って、引き締まった気持ちになります。