忘れられない練習といったら『虫けらノック』しかありませんよ。あれは2005年の沖縄・北谷での秋季キャンプ。紅白戦で5回を投げて、ブルペンも含めて300球くらい投げた後でした。当時監督だった
落合博満GMから「サブグラウンドに来い」って。地獄の始まりでしたね。
50本6セットでセット間の休憩は1分。それと外野の芝生まで転がっても、打球が止まってもノーカウントでした。嫌らしい打球ばっかりで、2時間でようやく終わりましたが、この世の終わりかと思いましたね。この年(31歳)までやっているのはあの練習のおかげかもしれません。