グラブで重視しているのは「柔らかさ」です。僕は柔らかい方がいい。理由は、硬いと、どうしても「つかまないと」という意識が強く働いてしまいがちだから。ボールが来たら自然とつかむ。「自然とつかめる」柔らかさがいい。そうした動きを練習で反復していって、グラブの形もつくっていく。そういう感覚ですね。
今年はサイズを少し小さくしました。そうすることで、打球がイレギュラーバウンドしても、素早く対応できるようにしたかった。なるべく素手で捕るのに近い感覚で……。用具メーカーの方と相談させていただくときも、そういう希望が念頭にあります。