高校(香川・尽誠学園高)時代は寮生活だったので、大晦日か、甲子園に出場したときだけが親元の関西に帰れる機会でした。年末が楽しみで、12月に入るとみんなソワソワし、帰省日には続々と始発電車で出立していった光景をよく覚えています。
僕は高松港からフェリーで神戸まで出て京都に帰省していました。船が出るときは、これから休みなんだという解放感とうれしさを感じる瞬間でしたね。当時は、家族で祖父母のいる福井県越前市で年越ししていたので、大晦日の恒例行事は名物の「越前オロシそば」を食べること。あの味は忘れられません。