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ソフトバンク・松本裕樹投手「仲間と1日でも長く野球をやりたい思いで」/甲子園

 

プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「甲子園」です。

ソフトバンク・松本裕樹投手


甲子園当時同様、今季一軍で気迫の投球を見せる松本裕樹


 甲子園は、痛い思い出しかないですね。盛岡大付高での3年の夏、岩手大会を勝ち抜いた後に、疲労からなのか右ヒジが炎症を起こしました。そこから甲子園まで治療に専念し、初戦(2回戦・東海大相模高戦)では先発して何とか完投で勝つことができましたが、ヒジはどうしようなく痛かった記憶があります。

 仲間と1日でも長く野球をやりたい思いで必死に投げましたが、続く3回戦の敦賀気比高戦は3回途中までで9失点。もう限界でした。

 最後はチームメートに迷惑をかける形になりましたが、甲子園に出たことだけでなく、苦楽をともにした仲間との3年間は自分にとってかけがえのない思い出ですね。

写真=湯浅芳昭
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毎週1つのお題に対して野球人が回答。ホンネが思わず飛び出すことも。

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