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DeNA・上田佳範コーチ「終戦記念日のマウンド」/甲子園

 

プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「甲子園」です。

DeNA上田佳範コーチ


今季は一塁ベースコーチを担当する上田佳範外野守備走塁コーチ。高校3年(1991年)の夏、聖地のマウンドで戦没者を悼む黙とうを経験


 松商学園高では投手として星稜高の松井(秀喜)と戦ったり、甲子園にはいろいろ思い出はあるけれど、印象深いのは8月15日の終戦記念日にマウンドにいたことですね。

 八幡商高を相手にリードを許していたらマウンドにいる間にタイムが掛かって黙とうの時間があった。戦死された方々のことを思うのだけれど、その30秒か1分間かがすごく長く感じられて。

 ふと自分の中でそれまでの試合を振り返ることができた。これからどうしていこうというイメージができて、イライラしながら投げていたのが、ガラッと投球を立て直すことができた。プレーの最中でも、考え一つで変われるチャンスがあるんだと思いましたね。

 黙とうが行われるのがイニングの合間だったりもして、こうした経験をする球児は1年に1人いるかどうかだけれど、不思議な体験になりましたね。
写真=YDB

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