プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「高3の夏」です。 ロッテ・井上晴哉内野手
高3の夏の県大会に負けて、一番、思い出に残っているのは明るいうちに自宅に帰ったことですね。本当に不思議な感覚でした。
普段は野球部の練習が終わって、帰りのバスに乗るのは午後10時くらいでした。ガラガラの車内に乗り合わせるのは、お酒のにおいのするサラリーマンの方とかが多かったけれど、夕方のバスは同世代の高校生が多かったです。なにより、あんなに人が多いバスに乗ることは新鮮でした。
帰宅してからの時間、とにかくテレビゲームに没頭していました。考えてみたら3年間、まったくゲームのコントローラーを手にする余裕はなかった。ただ、それでもやっていたのは野球ゲームだったんですけどね(笑)。
写真=BBM